
今日は相続法の中でも、特に「意思」が形になる遺言(いごん)について重点的に学習しました。
相続の勉強というと、どうしても「まだ先の話」「自分には関係ない」と感じがちですが、今日はその考えがガラリと変わりました。遺言は決して特別な人だけの制度ではなく、誰にとっても現実的で、自分や家族を守るための身近な知識だと感じた一日でした。
遺言の一番の役割は、相続人同士の争いを未然に防ぐことにあると改めて感じました。法律には「法定相続分」という目安がありますが、家族構成や財産の内容(不動産がある場合など)によっては、機械的に分けるだけではうまくいかない場面も多いものです。
遺言は、そうした現実のズレを生前に調整し、自分の言葉で家族に道筋を示せる制度。そう考えると、単なる事務手続き以上の重みを感じます。
今日は遺言の主要な3つの方式についても丁寧に整理しました。それぞれに特徴があり、状況に合わせて選ぶ必要があります。
特に自筆証書遺言は、法務局での保管制度が始まって便利になりましたが、それでも方式違反による無効のリスクは常に付きまといます。「良かれと思って書いたものが、かえって混乱を招く」という事態は絶対に避けたいところ。形式を整える重要性を痛感しました。
遺言を考えるうえで避けて通れないのが遺留分(いりゅうぶん)です。
自分の財産をどう分けるかは原則として自由ですが、残された家族の生活を守るために、一定の相続人には最低限の取り分が保障されています。「遺言があれば何でも100%自由になるわけではない」というこの絶妙なバランス感覚が、いかにも民法らしいと感じました。
今日一番大きかった収穫は、遺言を「自分事」として考えられたことです。大学生の私にとって今すぐ必要になる知識ではないかもしれませんが、いざというときに「何も知らない」状態でいることは、自分にとっても周りにとっても大きなリスクになります。
行政書士試験の勉強としてだけでなく、人生設計の一部として知っておくべき、非常に価値のある分野だと思いました。
今日学んだ土台をしっかり固めて、次は具体的な事例や判例を通して「どんな遺言が有効か」「どう書くべきか」という実践的な視点を深めていきたいと思います。明日も頑張ります!